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CMSの基礎知識

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CMSの誤解

  • CMSとは「Webを更新する」ツールと思われがちだが違う。CMSとは「Webコンテンツを管理/運用する」ツールである。
    つまり、コンテンツが増えれば、それだけコストもかかることの理解をクライアントにしてもらう必要がある。
  • CMSを導入することでWebに雑誌(見栄えが良くて飽きさせない)と同じようなものを期待されがちだが違う。雑誌というより書籍(フォームが決まっていて情報を提供する)である。

CMSを導入する際に考えること

  • ツール選びより「設計」が大事。「設計」とは「クライアントが見せたいもの、Webでやりたいこと」のこと。設計を把握した上でシステムを構築する側の言葉に書き換える。
  • CMSを導入するのは「コストダウン」なのか、「期間短縮」なのか、「作業の簡素化」なのか、目的を明確にする。
  • ツールの価格とともに環境整備にかかる予算を把握する必要がある。

CMSのタイプ

  メリット デメリット
ブログ型 手軽 学習必要
セキュリティを含めた大規模有償型 導入から運用まで見てくれる コスト問題
オープンソース型 低コスト(無料)で有償なみサービス Pealなど専門知識必要

川上 武範(かわかみ たけのり)
1975年生。シンプルシンプルデザイン代表兼Webクリエイター。たびのとWebサイト運営責任者。

企画からサイト設計、正しいマークアップを意識したWebサイト制作やユーザー視点の情報設計を得意としている。

シンプルシンプルデザイン
たびのと
twitter : たけたけ@OnlyTwo

メディア掲載
2016年10月25日 レバテックフリーランスの記事「自作Webサービス記事紹介まとめ」でサイト内の記事「Webサービス「たびのとTOKYO」を作ってみました」を紹介していただきました。